仕事内容
給餌や体調管理を行います。動物好きさん、牛好きさんにオススメ。まさに仔牛の保育士さん!その他、牛舎の清掃など牧場業務全般、トラクターに乗れる人なら牧草管理業務も行えます。
体調不良も隠しがちな牛への気配り
牛は体調が悪くても、伝えることができません。群れで暮らす草食動物は、体調が悪くても具合の悪さを見せないため、牛の行動をセンサーで感知しながら体調管理を行いつつ、人の目と気配りで健康を管理していきます。
牛の僅かな変化にも気が付き、体調が悪い仔牛に細やかに対応、寄り添うことができる女性スタッフは牧場の中でも大切な存在です。
健康的な体作り
太りすぎると、妊娠しにくかったり、難産になることもあるため、ボディーコントロールが必要です。成長期には成長期に必要な食事量が確保できるように、それぞれの時期に合わせて牛の健康を支えています。
ある程度の月齢・体格になってから、人工授精を行い、妊娠が確定し安定期に入ってから、各農家さんにお返しします。
里帰りした各農家さんから「コンディションがよく、絞ってみて良く乳が出る」「他の(預託)牧場から、変えてよかった」という声をいただく時に、仕事にやりがいを感じます。
清潔な環境づくり
この牛舎は出産を終えた牛が過ごす牛舎で、牛舎の隅々まで温風を回し暖かな環境で過ごせるよう設計されています。
『衛生管理』の一つである石灰塗布も仕事の一つです。キレイに塗布できると嬉しくなります。石灰は強アルカリ性による消毒効果と、塗布面の病原体を封じ込めることが期待され、環境中の湿度を抑え、肺炎予防効果もあります。
厳正な検査体制
当牧場預託の受け入れ時に、牛ウイルス性下痢(BVD)・牛白血病ウイルス(BLV)の検査を全頭行っています。出産を迎える際にも、再確認のためウィルス検査を行っています。
仕事を覚えて状況に応じて作業をこなせるようになると、人工授精師の仕事にも興味が湧いてきて、資格取得を目指すスタッフも多くいます(※資格取得の助成があります)